6月のお話|砂漠化および干ばつと闘う国際デー

2013/06/07
カテゴリー: コラム・その他

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頂いております、WWGの松田です。こんにちは。
この記事を書いている2日前に、例年よりとても早く梅雨入りが宣言され
しばらくは、じめじめ天気とのお付き合いになりそうですね。

雨が続くと、晴れた日には思いっきり洗濯物を干したくなりますね。

 



 

雨ばかりが続くと、嫌だなぁ~と思ったりしてしまいますが、

6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」と言う事で
雨の恵みに感謝しながら、皆さんへの情報発信として
「砂漠化」について書いていきたいと思います。

 

「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」とは

1995年(平成7年)の国連総会で制定した国際デーの一つです。
(英語表記は「World Day to Combat Desertification and Drought」)

砂漠化と干ばつへの理解と関心を深め、砂漠化防止に向けての活動を
呼びかけ、国際協力の必要性を改めて考える日とのこと。

 



では、「砂漠化」とは一体どのようなことを言うのでしょう?

「乾燥地域、半乾燥地域及び乾燥半湿潤地域における
種々の要因(気候の変動及び人間活動を含む。)による
土地の劣化」 (1994年国連砂漠化対処条約)

つまり、

もともと人が住んでいたところや植物の生えていたところが
気候変動や人間の活動によって、
植物などが生育できないほどに土地が劣化することを言います。

 

土地が劣化していくことで、

食物栽培が出来ないので「食糧問題」にもつながります。

そして今もなお、地球上のどこかで、
年間に600万ヘクタール(日本の3分の1の面積に相当する)もの土地が
「砂漠化」しているのです。



 

「砂漠化」の原因には、気候的要因 と 人為的要因の2つに分けられます。

気候的要因としては、
継続的な干ばつや大干ばつ。

またその後に雨の量が減り続けることでおこります。
人為的要因としては
過放牧、過耕作、塩害、過開拓など。
しかし、砂漠化の根本には、貧困および急激な人口増加といった
社会・経済的な問題があります。
「砂漠化」によって、食物栽培ができなくなり、
違う土地に行き、さらにそこでも「砂漠化」を進めてしまう、
と言った悪循環を招いているのです。

 

さて、ここで質問です。
「砂漠化」の原因、気候的要因が何%で人為的要因が何%の割合だと思われますか?

 

実は、

人為的要因が 87%

気候的要因は残りの 13% と言われているのです。

 

ほとんど、人間が原因という事になりそうです。
そして、特に、過放牧・過耕作・過開拓はいずれも

先進国を中心にした経済活動がもとにあります。

根本の原因である、先進国に住む私たちが「砂漠化」に対して無関心でいる事。
とても怖いことですね。

日本にいると、なかなか実感がわかないかもしれませんが
雨の多いこの季節、家にいる事も多いと思いますので、
世界の砂漠化について調べ、関心を持つきっかけにしてみて頂ければ幸いです。

 



 

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