11月のお話|勤労感謝の日

2012/11/05
カテゴリー: コラム・その他

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頂いております、鈴木です。おはようございます。

今月は納品予定のホームページが多く、勤労感謝の日も働いていそうです。



勤労感謝の日(1月23日)は、
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」日です。
そのルーツは古く、農業国である日本は古くから神々に収穫を祝う風習があり、
一年を養う大切な蓄えとなる収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代に始まりました。

一時は5月1日のいわゆるメーデーに勤労感謝の日を移動させる案が浮上したが、
現在は頓挫しています。


勤労感謝と言っても肉体的な労働のみではありません
農作物の恵みを感じる日でもありました。


日本の産業も「サービス業等、無形提供の業界」に従事する方も多く、日々の
労働に対して「農作物」の様な形のあるものが目に見えて返ってくることが少ない
現代で、勤労の目的を再認識する日という意味がこめられているようです。


勤労の意味とは「肉体的な労働によって物品等を生産するということにのみ終始
するものではなく、精神的な面も真剣に考え、物事の本質へと深めてゆく態度に
も勤労の大きい意味は存在しています。

勤労感謝の日はアメリカの「Labor Day(直訳:勤労の日)」 の影響を受けてい
るのでは、という説がある様です。

しかしLaborDayは9月の第1月曜です。
日本の勤労感謝の日は11月ですので「Thanks Giving Day(感謝の日)/11月
最終の木曜」があります。


日付や定義を考えると、こっちの解釈の方が近そうですが日本の勤労感謝の日は
収穫を祝うだけではなく、広義の意味で「日々の勤労に感謝する日」ですので、
日本特有ともいえるかもしれません。


それもそのはず、
11月23日は戦前の法律では、「新嘗祭(にいなめさい)」という祭日でした。
戦前は祭日であった新嘗祭とはどんな日なのかといいますと「、天皇が五穀の
新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に進め、また、自らもこれを食して、その年の
収穫に感謝する。」というものです。


新嘗祭は歴史がありまして、飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられ
ています。一時中断されましたが元禄時代の東山天皇の在位中に復活しました。


話が少しそれましたが、勤労感謝の日は、労働だけでなく、
その年の収穫に感謝する日であり、その収穫の元となる
一年間の勤労に感謝する日、というわけです。


この記事を書くまでは、「勤労=労働」を感謝する日と思っていました。
日本の祝日は、「深い」ですね。



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クラウド・ホームページ 情報更新担当:鈴木