7月のお話|土用の丑の日

2015/07/15
カテゴリー: コラム・その他

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頂いております、WWGの鈴木です。こんにちは。

 

じめじめしてとても蒸し暑いこの時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

東海地方の梅雨明けの平均は7月21日頃と言われていますが、
場合によっては8月頭まで続くことも。

いずれにしても、まだまだ蒸し暑さは続くようなので、
熱中症には十分に注意が必要です。

 



 

この時期になると、「土用の丑の日」という言葉をよく耳にしますよね。

今年は二回あるようで、7月24日(金曜日)と8月5日(水曜日)の二日が
その日にあたります。

が、しかし、

皆様は、「土用の丑の日」とは何の日なのか、ご存知ですか?

「うなぎを食べる日とだけは知っているけれど、、」
という方がほとんどだと思いますので、簡単に説明をさせて頂きます。

 
まず、「土用(どよう)」について。

5世紀から6世紀頃、古墳時代と呼ばれる日本に上陸した
陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)という考え方があります。

 

これは、自然界は全て、
「木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)」の
5つの要素で成り立っているというもの。



この要素は、方角や時刻、臓器など、様々なものに当てはめられており、
もちろん四季もそれに当てはめて考えられていました。

これにそっていうと、四季は、

春 ・・・ 木(もく)
夏 ・・・ 火(か)
秋 ・・・ 金(ごん)
冬 ・・・ 水(すい)

と分けられます。

そして、肝心な「土(ど)」の要素は、
それぞれの「季節の変わり目」の期間のことを指しています。

つまり、立春、立夏、立秋、立冬の日の前の18日間のことを
「土用」と呼ぶんですね。

よって、「土用」とは夏を想像しがちですが、実は一年に4回もあるんです。
なんだか、 “1月のお話|節分について” でお話した節分と似ていますね。

 

 

 

次に、「丑の日(うしのひ)」について。

これは、皆様よくご存知の干支に関係があります。
子・丑・寅・・・・と続く十二支は、実は年だけでなく月や日、時間にもあるんです。

 



 

先の陰陽五行思想と同じく古代中国から伝わった暦の数え方で、
当時は甲・乙・丙・・・・と数える十干と合わせて、60日周期で日数を記録していました。

それによると、「土用」の期間中の「丑の日」は年に平均6日あり、
その中でも今年の夏の「土用の丑の日」は、
前述した7月24日(金曜日)と8月5日(水曜日)になる訳です。



 
特に1年の中で最も暑さが厳しい夏土用の「丑の日」に、
丑湯と呼ばれる薬草の入ったお風呂に入ったり、
土用灸といってお灸をすえたりして、
厳しい夏を乗り過ごそうといった習慣が生まれたのは江戸時代ごろ。

中でも、栄養価の高い「うなぎ」を食べてスタミナをつけよう、
というのは有名な話ですよね。

 



 

節分の時の恵方巻きにも似たこの慣わし、
今後も後世に語り継がれていくことでしょう。
皆様も、栄養価の高い(値段も、、)うなぎを食べて、
うだるような蒸し暑さを吹き飛ばしましょう!

 
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