ホームページの制作の移り変わり
これを見れば、今後の動向が視れる?

ホームページの生い立ちを知るにはまずW3Cから。ウェブの生い立ちから最新言語までHPの歴史を見てみてください。


WWW、この誕生がホームページの誕生です


ホームページの歴史を語るには、よく耳にする「http;//www ~~」、ここからご説明いたします。
この「www」はWorld Wide Webの略称で、「世界中に広がるクモの巣」という意味があります。名付け親はイギリス人のティム・バーナーズ=リー博士。 ※ウェブについてはこちらも参照ください

1991年8月6日、ティム博士は世界で最初のWebサイトを公開し、この日をWebの誕生日としています。

ティムは、Webサイトの制作時の約束事として
HyperText Markup Language(=ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)を発表。頭文字をとってHTMLと名付けました。ハイパーテキスト=リンク機能を指します。

Webサイト公開と同時に、「WWWクライアント」=今で言う「Webブラウザ」を発表しました。このWebブラウザ、特許もとらず無料で仕様を公開しました。その影響も多分にあり、今の様な広がりと発展に至っています。

このWebの公開がビジネス的なチャンスと捉え、多くの企業がブラウザを開発していきます。ただ、多くのブラウザが誕生すると言う事は、各社独自のルールが生まれる事になります。それらに合わせたWebサイト(=ホームページ)のつくりをさせなくてはいけません。

まったく同じWebサイトを表示させたいだけなのに各ルールに合わせて作らなければならない・・これは非常に手間で煩雑です。(今も影響ありますが…)

そこでHTMLのルール化が必要という事になり、World Wide Web Consortium (=W3C)が生まれるのです。


Webはイギリス生まれ、アメリカ育ち!?


アメリカ国防省のサポートを得てW3Cを設立し、今では世界で約400社以上のW3Cメンバー企業との共同運営にて進められています。設立場所がアメリカでしたので、Webはイギリス生まれ、アメリカ育ちという事になります。

Webに関わる数え切れない位の会社やサービスが誕生して来ましたが、2014年は、W3CがHTMLのルールを作り始めて20年の節目になります。

2014年10月28日にW3Cが「HTML5」という次世代HTMLの仕様を完全に決め、規格文書が公式に発表されました。
HTML4.01が1999年にリリースされていますので、ここまで大きいリリースは、約15年ぶりになります。


HTML5がホームページ・Web環境下の基礎になる!


HTML5は、Webサイトを作るための役割だけでなく、WindowsやMac、AndroidやiPhoneなど環境に依存せず、ブラウザさえあればアプリも動く事のできる言語でもあります。

テレビ、カーナビ、エアコン、洗濯機などPCハードの環境を備えていれば、どこにでもブラウザを載せて、Webと繋げられるのです。プラグイン等を利用しなくてもブラウザで動きます。それらに技術は業界の垣根も飛び越えます。

・・・すごい進化ですよね。

もともと、ホームページが日本で産声を上げた当初は、大企業でなく中小企業や個人事業主が主体となって立ち上げていました。
制作する業者も、広告や印刷関連の業者やシステム関係の業者が作っており、もちろんWebサイト=ホームページのプロはいませんでした。

少し専門的な用語が出てきますが…

草創期は、単純な HTMLにtableタグを組み合わせて制作していました。フレームを利用する方式が主流になり、HTMLファイルに同居してコンテンツ内容とデザインの両方を書いていたためデザイン性もわるく、扱いにくいフレームの利用も多く、メンテナンスも大変でした。

そんな時代が終焉を迎え、tableタグやフレームを使わない方向になりました。divタグを使い、HTMLファイルにはコンテンツ内容を、CSSファイルにはデザインを書く方式になりました。

その様な中、PC環境だけでなく、昨今目覚しい勢いで普及しているスマートフォンにも対応する必要性が出てきました。
2015年4月21日、グーグル社よりスマホ検索した場合に、スマホ対応していないと順位に影響するという発表もありました。
HTML5を軸に、PC・スマホ・タブレットの環境または、それらに付随する環境を鑑み、Webサイトを展開していく必要があります。

ますます、Webやホームページ業界の流れは速くなると予測していますので、それらの波に乗り遅れないようにするために、最前線の情報や技術、ノウハウを持っている私たちダブル・ダブル・ジーにお声をかけて下さいませ。

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