ホームページ制作活用!発色方法の基本と色の与える印象

2019/09/10

ホームページ制作 ・Webページ 作成 で名古屋 の企業様のお手伝いを
させて頂いております、ダブル・ダブル・ジーです。

 

突然ですが、皆さんはどんな色が好きですか?
情熱的な赤色、クールな青色、明るさいっぱいの黄色・・・

洋服を好きな色でそろえたり、自宅の部屋を好きな色で埋め尽くしたりすると楽しいですし、
見る側の印象も使われている色によって大きくわかってきますよね!

ホームページ制作においても、色の与える印象というのは大事になってきます。

 

というわけで今回は、
「発色方法の基本と色の与える印象」
についてお話をさせて頂きます。

 



 

■発色方法とは?

 

まずは、「色」がどのように作られているのか?についてです。

色というのはご存知の通り、色と色の組み合わせで作っていくことが出来ますよね。
この「混色」の方法には色を用いる媒体の発色方法によって2つの種類があります。

 

 

 
・加法混色
 

加法混色とは、「光」による発色をする際に用いられる混色方法です。
具体的には、テレビ、PCのスクリーン、スマートフォンの画面等がこれに当たります。

加法混色では、原色として「赤」「緑」「青」の3色を用います、
これを黒の下地に重ねていくことによって色を作り出していく方法です。

出力する媒体がPCのスクリーンなどになりますので、環境光や製品による発色の違い
に注意する必要があります。

 

 
・減法混色
 

減法混色は、つまるところ「インク」等による発色方法です。
プリンタなど印刷機はもちろん、絵の具を使って絵をかいたりするときもこの混色方法が
使われます。

減法混色で用いる原色は「シアン」「マゼンタ」「イエロー」という色となります。
この3色を白の下地の上に混ぜ合わせることで、色を作り出します。

ただ、この3原色を混ぜ合わせて「黒」を作り出すのは難しいので、
プリンタの場合は、3つの原色に加えて「黒」のインクを用いることが多いです。

また、媒体が紙などになりますので、素材や塗料等の違いこそありますが、
環境光や媒体による違いが出にくいのが特徴です。

 

 

私たちが目にしている色は全て、これら二つの混色方法で作り出すことが出来ます。

ホームページを制作する上では、PCスクリーンなどで出力する場合が多いので、
加法混色が使われます。

ここで注意が必要なのは、例えばコンテンツを制作する際印刷を前提とする場合、
加法混色による発色から減法混色による発色に代わることになります。

こういった場合は、コントラストが強い色を使うなど、注意が必要になります。

 

■色の種類について

 

 

全ての色には、「色の種類」というものがあり、それぞれに与える印象や特徴があります。
この特徴を正しく理解し、組み合わせることでさらに与える印象にも変化を加えることが出来ます。

ここでは、色の種類について一部を紹介します。

 

 
・暖色、寒色、中性色について
 

暖色  ・・・ 赤やオレンジ、黄色といった暖かみを持った色
活発なイメージで飲食店のロゴなどに多く用いられる

 

寒色  ・・・ 青、紫などの冷たさを感じさせる色
知的なイメージでIT企業や金融機関で多く用いられる

 

中性色 ・・・ 暖色と寒色の中間に位置している色
より繊細に印象を変えることが出来る

 

 
・有彩色、無彩色について
 

有彩色 ・・・ 赤、青、緑等色味を持った色
より豊かな表現が可能

 

無彩色 ・・・ 白と黒の明暗で表現される色
無機質な印象があるが、どの有彩色とも組み合わせられる

 

 

これらの「色の種類」を理解しておくと、色と色を組み合わせて使用するとき
どの様に組み合わせていけばいいかを知ることが出来ます。

ホームページなどのコンテンツをデザインする際に非常に重要になってくるので
覚えておきましょう。

 

■色の与える印象

 

色を使う際、単色でも与える印象にそれぞれに違いがあります。
代表的な色が与える印象について、いくつか紹介します。

 

・・・熱くエネルギッシュな印象の色です。
「炎」や「勝者」といった印象を受けるとともに
「血」等の不吉さを象徴することもあります。

 

・・・清潔感や、知的な印象を感じさせる色です。
「空」「海」等の爽やかな印象とともに
冷たく、陰鬱な印象を与えることもあります。

 

・・・自然や環境を感じさせる色です
「植物」等の印象から親しみを感じやすいですが
主張が激しくない為地味な印象も与えます

また、海外では怪物の肌の色などに多く、時に醜さの表現
としても使用されます

 

・・・明るさ、幸福感などの印象を持っています。
「ひまわり」「レモン」等から元気さや、かわいらしさの
印象を与えます。

また、警戒色の意味合いも持っていて、工事現場などで
注意を促す際にも使用されます。

 

・・・上品さを表す印象の色です
中性色なので「神秘さ」とともに「不安感」等の
イメージを持つ色でもあります。

 

・・・赤と黄の中間に位置する色で、エネルギッシュで
健康的な印象を与えます。
「太陽」や「柑橘」のイメージがあり食欲をそそる色です。

半面、使い方によってチープな印象を与えたり、
知性にかける印象を与えることもあります。

 

・・・無彩色であり、明度が最も低い色です。
重厚さを感じさせ、「権威」「伝統」といった印象を与えます。

一方、「暗闇」等といったネガティブな表現をすることもあり、
冷酷で陰鬱な印象も持っています。

 

 

いかがでしょうか、ここで紹介した色は一部ではありますが、
色ごとに様々な印象を与えることがお分かりいただけたかと思います。

 

 

コンテンツを制作する際、このような色の印象を意識して制作を行うことで、
狙ったイメージにより近づけていくことができます。

 



 

■まとめ

 

 

今回は、配色に関する「基本」の部分をお話しさせていただきました。

 

色についての知識を深め特徴を知ることで、ホームページ制作のみならず、
洋服選びなどの日常も変わってきそうですね!

 

今回は基本の部分をお話ししましたが、今後の記事で「色の組み合わせ方」
等も紹介させて頂こうと思っていますので、楽しみにお待ちください!!

 

 

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